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やっぱり相手が欲しいものを贈るのが一番!

友人が結婚することになり、共通の友人たちと結婚祝いに何を贈ろうか、といろいろ頭を悩ませたことがありました。いろいろな結婚祝いギフトを店頭で見てみたり、ギフト専門店にみんなで行って相談したりもしましたがなかなか決まりません。それというのも、「他の人とかぶったらどうしよう」「結局贈ったものが好みじゃなくて使えなかったりしたら悪いな」という心配が常にあったからでした。最終的に、「サプライズで何か贈るより、本人に欲しいものを聞いてしまおう」ということになり、本人の希望からデジタルカメラを贈ることに決まりました。自分の希望したものですから、当然本人もとても喜んでくれて、私たち友人一同もとても嬉しかったのを覚えています。そのとき贈ったデジタルカメラは、新婚旅行や今でも友人で集まるときに活躍していて、さまざまな写真を撮っては送ってくれます。「結婚祝いは贈られる側に聞くのは禁じ手ではないのか」と考える人もいるかもしれませんが、お祝いはそもそも貰った相手を喜ばせるためのものです。そう考えると、本人に欲しいものを聞いて贈るのは合理的だし、贈られる側も「自分のことを考えてくれている」と感じるのではないでしょうか。「他の人との兼ね合い」など、無用なことに頭を悩ませて時間を浪費するより、相手が欲しいと思うものを直接聞いてみるのも良い手だと思います。

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スノーボードが好きな2人へお揃いのウェアをプレゼント

私は大学生時代のスノーボードサークルの友人へ、結婚祝いとしてスノーボードのウェアをプレゼントしました。新婚さん夫婦は2人ともサークルの友達で、2人が出会ったきっかけも、そのスノーボードサークルでした。結婚する前から2人でスノーボードによく行っており、ハネムーンでも海外でスノーボードをすると聞いていました。結婚後もたくさん夫婦でスノーボードに行きたいと言っていたので、その時に使ってもらえるようなスノーボードのグッズを、ギフトとして贈りたいと思うようになりました。そこでその友人に欲しいスノーボードグッズをやんわりと聞いてみたところ、スノーボードウェアが古くなってきたので買い替えたいと言われたので、結婚祝いとしてスノーボードのウェアをプレゼントすることに決めました。  新婚さん夫婦2人が好きそうなブランドのウェアを見て回り、2人にぴったりなものを購入しました。デパートで購入したので、ギフト用に綺麗な包装をしてもらえました。夫婦2人ともウェアをとても気に入って喜んでくれました。結婚祝いのなかで一番印象に残ったといわれて、私も嬉しかったです。その後夫婦2人でスノーボードに行った時の写真をInstagramに載せていましたが、私のプレゼントしたウェアを着てくれていました。2人の思い出に残るギフトを贈ることができたので、結婚祝いをスノーボードのウェアにして良かったと思っています。

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私が友人へ贈ったちょっと変わった結婚祝い

もうかれこれ20年くらい前のことになりますが、短大の同級生の友人が、その時付き合っていた彼氏の友人と結婚しました。私と彼氏で結婚祝いを送ろうとギフト店へ行ったのです。そこは、輸入品を取り扱うギフト店でした。私も彼氏もまだ若くて、結婚祝いなんて贈ったことがなく、ものすごく悩んだのを覚えています。そこで目に入ってきたのが、なんとも言えない綺麗なブルーの壺です。しかもめちゃくちゃ大きな壺。これは何に使うのかな?しかもでっかくて超重いのです。でも私はその青い壷に釘付けになりました。店員さんに聞いたところ、その壷は玄関などに置く、傘立てとのこと。大きな洋館の玄関に置いてある傘立ての壺が頭の中に浮かんできました。これにしよう!ですが、結婚する友達の新居は両親と同居の日本家屋です…。まだ若かった私達は、何だこれ?と友人達が笑ってくれるのを期待して、結構なお値段のその青い壷を、結婚祝いに贈ったのです。大きな壷をもって訪ねた私達を見て、友人夫婦は期待どおり、なんだこれ?いらねーと爆笑です。してやったり。笑いながらも玄関にその壷を置いてくれました。あれから私も年齢を重ね、ずいぶん大人になりました。ですが、結婚祝いで一番考え悩んで贈ったギフトは、その青い壺です。今でも玄関に置いてくれてるのかなぁと、時々思うのです。

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